明るい方へ 明るい方へ (金子みすゞ)

「明るい方へ」という金子みすゞ(大正末期から昭和初期にかけて活躍した日本の童謡詩人)

の詩の一節です。

 

明るい方へ

明るい方へ 明るい方へ

一つの葉でも 陽のもるとこへ

やぶかげの草は。

 

明るい方へ 明るい方へ

はねはこげよと 灯のあるとこへ

夜とぶ虫は。

 

明るい方へ 明るい方へ

一分もひろく 日のさすとこへ

都会(まち)に住む子らは。

 

何ともほっこりした気持ちになる詩ですね。合掌